なんだか、久しぶりの雰囲気・・

アロ魔女、クラブへ。

ん?

いいえ!

ダンスホールよりすごいところ!!!・・・

どこ・・・?

 

アロ魔女は人体の中へやってきました。

ここは、身体の中の各器官がメッセージを送りあっている

ネットワークを色と音で表現された空間です。

 

クラブみたいに騒がしいリズムと囁かれる声。

それは、毎瞬、私たちの身体の中で起きていること。

最近の研究では、体内の臓器同士で、

様々な会話が飛び交っていることが明らかになったそう。

「疲れた・・・しんどい」「忘れないように・・」「若さを保とう」「子供を作ろう」

「争いはやめよう・・」「もう、いっぱい・・」など・・。

 

人体は、驚くほどに、騒々しい。。。

 

 

私たちは、外側の世界に目を向け、明日を夢見て、

生きる現実に、一喜一憂することに、夢中だけれど、

今、躍動している、身体の内側のことは、何も知らない。

 

私のもの!と思っている身体は、当たり前にあり、

いちいち意識を向ける必要もなく、

自分で内側を巧みに操縦しているかのように生きている。

ほら、ここに、呼吸があるし、心拍だって聞こえてくる。

お腹が空けば自分で食事をするし、眠くなったら、自ら眠る。

でも、

ほんとうは、それらの1つ1つ、

何一つ、把握してもいないし、操縦もできていない。

生まれてから、死ぬまで、ただただ生かされている生命体なのだ。

毎瞬、毎瞬・・・。

なんという奇跡。

私たちは神秘にみちた宇宙そのもの。

 

 

上野の桜とレオナルドダヴィンチの人体解剖図を見てみたくて、

この特別展「人体」に足を運びました。

あの画家である巨匠ダヴィンチのスケッチの実写は、天才の域を超え、

彼の純真な探求に圧倒されます。

当時の専門家たちは、レオナルドの能力についていけなかった・・

とあり、そんな中、どんな思いで人体と向き合っていたのでしょう?

思い巡らせます。

 

館内は、人体解剖が許されなかった時代から、最先端の映像技術で見る体内まで、

私たち人間の探求の過去と未来をたどります。

想像以上に内容がとても充実していて、エキサイティング☆

人体の臓器や機能がひとつひとつ、分かりやすく、かつリアルに展示されています。

アロマセラピストの資格取得を目指す人には、

解剖生理学の勉強の有意義な息抜きになると思います。

 

人体の中を体験してみたい人にもぜひオススメです☆