薔薇とすみれを「わたしの香り」としたマリー.アントワネット

透き通るような白い肌にピンク色の頬 で、人々を魅了した

その美肌のヒミツとは…

 

本日は、バイオレットリーフの魔法

バイオレットは、和名ニオイスミレで、スミレ科の花です。

精油は、葉をアブソリュートで抽出します。

大変希少価値のある高価な精油のひとつで、香水業界で使用されています。

マリーアントワネット、そして、ナポレオンも好んだ香りの一つです。

古代ギリシャでは、「豊穣」の象徴でもありました。

精油は、ツーンとするグリーン調の香りが強く香り、

ほんのり、金木犀の精油と似た華やかさも感じます。

書籍などでは、干した草や枯草のイメージで表現されています。

単品で、直接香る場合は、好き嫌いが大きく分かれるかもしれません。

バイオレットの花をヤギ乳に浸したものを、顔の血色を良くするために、

お化粧品として使用されていた歴史があります。

この植物のあらゆる部分にビオリン(アルカロイド)という成分が含まれていて、

殺菌作用、 そして、皮膚障害、脂性肌、また、広がった毛穴などに有効です。

また、毛細血管の破れにも良いとされます。

肌のキメを整え、血色を良くするバイオレットは、

アントワネットの肌をより一層輝かせていたに違いありません !

実際に、敏感肌にも使用でき、皮膚に障害を起こしている肌にも使用できるので、

「ヴィオラクリーム」の名で、自然派化粧品 に使用されています。

実は、この精油は強力な催淫剤としても知られており、性的な障害に役立ちます。

恋するアントワネットでも、ありましたが、この媚薬要素を知っていたのでしょうか?

彼女は、当時人気であった動物系のムスクなどより、植物系、ハーブ系の香りを好んだようです。

祖国オーストリアからバスタブを持ち込み、毎朝入浴したことでも知られており、

確かに、絵画の中の彼女からは、ムンっとした色気とは異なる、

清涼感ある妖艶な印象を受けます。

本日は、麗しい薔薇色のアントワネット肌に致しましょう!

調合レシピ

バイオレットリーーフ1滴 ローズ1滴 ラベンダー3滴 レモン2滴(水蒸気蒸留のもの)

ホホバオイル30ml 上記精油をホホバオイルで混ぜます。

バイオレットの、少し鋭い香りが、レモンや、ローズなどと 混ざり合い、

とても優雅な香りのブレンドに変化します。

懐かしい香り・・

不思議と、草に寝そべったりしていた少女時代を想起させます。

デコルテから始まり、首へ、そして、お顔に塗布していきます。

広がっている毛穴の部分は優しく念入りにケアしていきましょう。

また、血色の悪い時、また、眼の下のクマが気になるときには、目の周りを優しくケアしていきます。

ローズも、バイオレットも、毛細血管を強くしてくれる精油です。

目の周りの繊細な血管には、とても有効です。

大変、贅沢なブレンドですが、その結果はお墨付き! 是非、お試しあれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わたしのお花は、〜」

幼い頃、自分のものと心に決めたものは、 もう、心に所有していました。

マリーアントワネットのように。 お花の力を借りて「なりたい美」を演出する!

美容の原点を思い出します。

 

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